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コーヒー豆の焙煎のやり方とメリット

コーヒー豆の焙煎のやり方をチェックして知識と味わいを深める

コーヒー豆は、焙煎の度合いによって味が変わる飲み物です。自家焙煎は、自分で焙煎を行い味や香りの状態を自分好みに仕上げていく楽しみ方のひとつ。こだわる方にとってはいつか取り組みたいものですよね。ここでは、その基礎知識・やり方について紹介します。

個々の好みを表現する自家焙煎

自分好みの味を焙煎の段階から、考えていくのが自家焙煎の醍醐味。様々な豆や抽出方法と組み合わせながら自分にとっての最高の味を探せるため、コーヒーの楽しみ方を大きく広げてくれます。そのメリットや方法について覚えておきましょう。

自家焙煎のメリット

自分で味や鮮度が管理できる

自家焙煎のメリットに、お店で焙煎するよりも鮮度や品質の管理がしやすくなる点が挙げられます。お店で焙煎をしてもらう場合は一定の段階で焙煎の時間が決められていたり、お店の好みに合わせた焙煎が行われたりしますが、自家焙煎であれば細かい秒数まで、自分で細かな調整ができるからです。また、焙煎した後の豆は、時間の経過とともに味が落ちますが、生豆の状態であれば長期保存ができます。

焙煎した豆より安い

コーヒー豆は、焙煎する前とした後では価格に差があります。焙煎の工程で手間がかかったり、高名なバリスタにお願いするとその分値段が上がってしまったりするためです。お店によっては、焙煎だけは別料金に設定されていることも多く、ネットでの購入でも100gあたり500~1,000円以上の差がつくこともありますので、焙煎機を購入しても長い目で見るとコストパフォーマンスが高いケースもあります。

難易度が下がって楽しみやすくなった

「自家焙煎」と聞くと、玄人がこだわりのために行っているイメージが定着していました。従来は今に比べてもロースターの価格が高く、とっかかりまでのハードルが高かったことが一因でしょう。しかし、今ではその価格も下がり、もちろん経験は必要ですが、ネット上を中心に様々な情報も得られる環境になったため以前に比べて楽しみやすくなっています。焙煎中から香りを楽しめたり、色味が変わるのを眺めたりと新たな魅力を発見できるでしょう。

自家焙煎に挑戦

焙煎は基本的に「ロースター」と呼ばれる、専用の機械を用いて行いますが、自宅にあるグッズを使用する方法もあります。焙煎の楽しみを感じてみることが目的であれば、最初はこういった方法でも充分。以下のようなアイテムをそろえて自家焙煎にチャレンジしてみましょう。

準備するもの

  • コーヒーの生豆:
    焙煎される材料です。焙煎後の香りや味を予想しながら好みの味わいのコーヒー豆を見つけましょう。
  • 手網:
    自家焙煎をする上で最も一般的なアイテムです。銀杏を炒るための手網が使えますが持っていない場合は、ホームセンターなどで購入できます。
  • ドライヤー:
    焙煎したコーヒーを冷やすために必要となります。家庭で使用しているもので問題ありません。
  • 軍手:
    コーヒー豆の自家焙煎の最中に、熱いコーヒー豆を入れたザルに手を触れるため準備しておきましょう。
  • ガスコンロ:
    コーヒー豆を炒るために使用します。キッチンにあるコンロでも良いですが、煙や皮が舞うため、外でもできるポータブルがおすすめです。
  • 金属製の網がついたザル:
    コーヒー豆を炒った後、熱がこもらないようにするために使います。ザルに入れた状態でドライヤーを当てることでまんべんなく冷やしやすくなります。

焙煎の手順

  • まず手網にコーヒーの生豆を入れます。生豆を入れたらフタを閉めて、加熱によって豆が飛び出さないようにフタをクリップで留めておきます。フタは左右からしっかり止めてください。
  • 中火くらいの火力で、コンロから10~15センチ程度離した状態で火にかけます。水平にして手首を使って網を振りながら焼きます。焼き続けて3分ほど経過すると、コーヒー豆から水分が抜けて茶色く色付いてきます。
  • 炒り続けていると、薄皮が取れて、薄茶色になり、さらに10分ほど経過すると1爆ぜ(ハゼ)の音がします。爆ぜは豆の内部が熱膨張して割れる音です。1爆ぜのタイミングで、やや軽めの味わいである中炒りの状態になります。
  • そのまま炒り続けることで、次に2爆ぜが起こります。大体焙煎開始から15分ほどのタイミングで、チリチリという音が2爆ぜのサインです。煙が出始めており、豆が十分にふくらみ、コーヒーの香ばしさが出てきます。
  • 以降は好みのタイミングで網を火から下ろしましょう。その後、冷ましますがすぐに行うのがコツ。火から下ろした後も豆にこもる熱で焙煎が進むため、すばやく冷ます必要があるためです。ドライヤーの冷風で粗熱を取り、そのまま完全に冷まします。ウチワを使ってもいいでしょう。

焙煎期の種類

上記で紹介したのは、あくまで簡易的な方法。より細かく楽しんだり、クオリティにこだわったりしたい方は、やはり自分でロースター(焙煎機)を購入するのがおすすめです。一口にロースターといっても仕組みによりいくつかの種類に分けられますことも覚えておきましょう。下記に代表的なものを紹介します。

ドラム式ロースター

ドラム式ロースターは、業務用としても使われてきた焙煎機のタイプです。最近では、家庭用に小型化されたものを購入できるようになっています。小型タイプは業務用の大型とは違い、手動でドラムを回すのが特徴です。手網で振るよりも混ぜやすい反面、ドラムの中に入れられた豆の状態が見えないため、同じ焙煎に仕上げるのには経験とコツが必要です。

電動式ロースター

電動式ロースターは家庭用の100Vで稼動でき、加熱機能と豆の攪拌機能が自動になったマシーンです。スイッチ1つでいろいろなパターンの焙煎を楽しめて、失敗しづらいのが特徴。ただし高価なマシーンで、なかなか手が伸びないかもしれません。手元にあれば最も手軽に自家焙煎が楽しめますので、思い切って購入するのも選択肢です。