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通販コーヒー完全ガイド

コーヒーケトルの選び方

コーヒーケトルの選び方

コーヒーの味にも影響する重要アイテム

コーヒーケトルはコーヒーを淹れる道具のひとつで、ハンドドリップで淹れる際の抽出に最適な湯音や速度を保つのに適した形をしています。ケトルには、加熱方式や素材に種類があり、それぞれで使える環境や抽出のしやすさが異なります。自宅の環境によっては使えないものもあるので、購入前にケトルの選び方を覚えておきましょう。

コーヒーケトルとは

コーヒーケトルは、コーヒーを抽出する際に使用する専用の「やかん」です。コーヒーを淹れるのに適した注ぎ口の太さ、角度をしているため、沸騰したお湯を通す際に、抽出に最適とされる90度前後まで下げられる機構になっているのが特徴です。

ハンドドリップでは、フィルターに粉を入れてお湯をかける際に、速度や温度によって大きく味わいが変化していきます。この際にコーヒーケトルを使うと、温度や速度の調整がしやすくなるのがメリット。お店でハンドドリップコーヒーを飲む際にはほとんどのバリスタがこのケトルを使っているほど重要なアイテムです。

コーヒーケトルの選び方

コーヒーケトルは一見するとどれも同じような見た目をしていますが、じつは選び方にもコツがあります。注ぎ口の形状や使える熱源などが異なるからです。自分にとって使いやすいケトルを見つけるのもおいしいコーヒーへの近道。種類やちょっとした違いについて覚えておきましょう。

注ぎ口

お湯を注ぐときに重要な役割を果たすのが、コーヒーケトルの注ぎ口です。注ぎ口の形状はケトルの種類によって主に太さが変化します。専門的な言い方では、速く多く出る注ぎ方を「太い」といい、ゆっくり少しずつ注ぐことを「細い」と表現します。お湯が太いと一般的にはあっさりとした味わいになり、細いと濃厚でとろりとした味わいになります。これらは見た目でも太さが判別できたり、太さの表示があったりしますので参考にしましょう。

素材

コーヒーケトルは素材も複数あります。よく知られたケトルの素材としては、ステンレスや銅、ホーローなどがあげられます。ステンレスや銅は熱伝導が良く、直火で温めるのに向いた素材です。一方ホーローは保温力が高く、時間をかけてじっくりと淹れたい場合や一度にたくさんのコーヒーを抽出したい人に向いています。着色されて素材がわかりづらい場合には店員さんへ尋ねたり、ECサイトで調べたりできます。

機能面

ガスコンロやIHコンロなどで温めるタイプだけでなく、保温機能や温度設定ができる「電気ケトル」も使い勝手が良いため選択肢になります。スイッチひとつでお湯を沸かすことができ、湧いたら自動でスイッチが切れて保温になるものがほとんどなのが利点です。ただし、なかにはコーヒー専門のケトルではないことで、注ぎ口が使いにくいこともあります。また、メーカーによってはコーヒー用に注ぎ口が細くなっている電気ケトルも販売していますので、最初からコーヒー用にと考えているのであれば、こうしたタイプの電気ケトルを探してみてください。

IH・電気ケトルの比較

IH対応ケトル

電気を使うIHクッキングヒーターは、直火に比べて安全性が高くシステムキッチンに導入されている調理器具です。自宅にあるコンロといえばIHコンロという方も少なくありません。しかし、コーヒーケトルのなかには直火を前提に作られたものもあり、IHにサイズや素材が対応していないケースがあります。

そこで注意したいのが、ケトルを買う際に「IH対応の表記」があるかどうかについてです。最近では、こうした対応ケトルも増えているため、大きさ・素材を問わず不便はしないラインナップになっています。価格も、2,000円~10,000円程度と手の届きやすい範囲にあるため、もし自宅がIHなのであればチェックしてみてください。

電気ケトル

自宅がIHで通常のケトルが使えない場合には電気ケトルも選択肢となります。こちらを利用するメリットは、湯を沸かすまでのスピードが速いことと保温機能もあるため、温度が保ちやすい点でしょう。また、これまでのケトルでは見られなかった大きさのものやデザインも多いため、見た目でこちらを選ぶのも良いかもしれません。

ただし、電気ケトルは電源を確保しなければならないこと、アウトドアには持ち出せないことに注意してください。用途を考えながら、IH対応のケトルにするのか、電気ケトルにするのかを検討しましょう。

ケトルの代用品

急須

コーヒーを上手に抽出するにはお湯の注ぎ方が重要となります。つまり、お湯を上手に注げさえすれば、専用のコーヒーケトルでなくとも、おいしいコーヒーを楽しめるともいえるでしょう。ただし、抽出スピードは細い口のほうが調節しやすいため、注ぎ口がそれなりに小さく、手で持ちやすいことが条件となります。そこで選択になるのが急須。もちろん、ケトルに比べれば使い勝手は悪いですが、急なトラブルでケトルが使えないときには代用となるかもしれません。

液だれ防止グッズを使おう

急須をコーヒーケトルの代わりとして使うなら、ひと工夫して調整するのがおすすめ。上述のように抽出スピードを安定させるのが目的となるため、少し細い注ぎ口に変えられると理想ですよね。そこで、チューブ状になった市販の液ダレ防止グッズの登場です。これで、コーヒーを淹れるのに適した注ぎ口に近づけられますので覚えておきましょう。

箸やガラス棒でも代用可

急須を使ってコーヒーを淹れるとき、箸やガラス棒などを使っても注ぐお湯の量やスピードを調整することが可能です。注ぎ口に箸やガラス棒を当て、そこにお湯をつたわせるように注ぐと、上手にお湯の量を調節しやすくなります。箸を使うなら、新しい塗り箸が使いやすくておすすめです。もちろん、ケトルの使い勝手にはかなわないので、目処が立てばコーヒーケトルの購入を検討しましょう。