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ウォータードリップを用いたコーヒーの淹れ方

コーヒーの淹れ方・種類|ウォータードリップ

ダッチコーヒーの異名を持つ、ウォータードリップコーヒーとは

ウォータードリップコーヒーと聞いて、どんなイメージを抱くでしょうか?その名の通り、水でコーヒーを抽出する方法を指しますが、 「水でコーヒーを淹れる」という絵はなかなか浮かばないもの。しかし水で抽出したコーヒーはエグみや苦味が少なく、まろやかな味を堪能できるようになります。

ウォータードリップは熱を加えないために、コーヒーの味が素直に出る方法。また長期保存が可能になり、日をまたいでも劣化が大きくありません。ここでは、ウォータードリップコーヒーの特徴や淹れ方のポイントを見ていきましょう。

この方法で淹れるための予算

ウォータードリップ本体

5,000~100,000円

・そのほかに必要な器具

ウォータードリップは水でコーヒーを抽出するので、抽出器具以外は必要ありません。

抽出器具はネット通販で購入することができます。「粉と水で抽出する」だけと手順はいたって簡単ですが、ツールの価格の振り幅が大きく、見た目にお洒落かつ業務用となると10万円を超えるものも。

自宅で楽しめるよう冷蔵庫にすっきりと保存できるタイプも販売されているので、用途・予算にあったものを選びましょう。

まろやかで飲みやすいコーヒー

ウォータードリップコーヒーは、かつてオランダ領となっていたインドネシアが発祥の地です。このことから「ダッチ・コーヒー(オランダのコーヒー)」と呼ばれることもあります。通常、コーヒーはお湯を使って抽出しますが、この方法では水を使ってじっくり抽出。できあがりまで数時間をかけて、まろやかなコーヒーに仕上げます。

エグみのない柔らかい苦味

通常の淹れ方では、コーヒー豆を焙煎したときに出る油分も一緒に抽出されます。一方、水出しコーヒーでは油分があまり溶けださないことが大きな特徴。良質な甘みと苦味が引き出され、エグみは取り除かれるため、柔らかい飲み心地になります。

また熱を加えないこともほかの抽出方法と異なる点です。熱を加えないことで、雑味が抽出されず澄んだ味になり、香りが飛んでしまうこともありません。

水出しなら長期間の保存もOK

通常のドリップコーヒーは、熱が加わり温度が上がった際に急速に風味が飛んでしまい、酸化も進みます。「熱いうちに飲んだほうがおいしい」と言われている理由は、このことが関係しているのです。

一方、ウォータードリップはお湯を使わないため酸化しにくく、香りを楽しみながら飲み進められます。冷蔵庫での長期間保存も可能。しかし、時間とともに香り成分が飛ぶことや衛生面を考えて、3日以内には飲み切るようにしましょう。

今年の夏はゴクゴク飲めるコーヒーを

最近の喫茶店では、夏の時期になるとこの方法を使ってアイスコーヒーを淹れるところも増えてきています。ウォータードリップならではのすっきりした味わいを活かして、カフェオレにしても良し、夏の水分補給としても良いでしょう。ウォータードリップになじみのなかった方も、今年の夏は町のいたるところで出会えるかもしれません。

ウォータードリップでの淹れ方

1.フィルター部分にコーヒーをセット

まずは軽量したコーヒー豆をフィルターにセットします。豆の挽き方は、中挽きぐらいがベスト。ウォータードリップの豆選びにはポイントがありますが、そちらはのちほど紹介します。

2.粉が湿るくらいの水(お湯)を入れてなじませる

粉全体が湿るぐらいの水を入れ、ムラがないようにかき混ぜます。水で行うことが多いですが、お湯を使うと風味が豊かになるので、試してみても良いでしょう。

3.水をタンクに入れて抽出開始

水をタンクに入れたら、あとは一滴ずつポタポタと落ちていくのを待つのみ。その際、タンクにゴミが入らないように蓋をかぶせます。また水の温度変化を防ぐためにも、暑い場所ではなく、なるべく涼しい場所に置くようにしてください。

4.時間をかけて抽出完了

タンクにセットした水がすべて落ち切ったら、抽出完了です。抽出したコーヒーは、そのままグラスに注いで飲むことができます。余ったコーヒーは蓋をして冷蔵庫で保存しましょう。

ドリップでの淹れ方のポイント

豆は深煎りを使おう

ウォータードリップには深煎りの豆を使うようにして、浅煎りは避けましょう。

この理由は、常温の水だと豆に含まれる成分のすべては抽出できず、酸味をうまく引き出せないという特徴があるため。浅煎りの魅力である酸味を味わうことができないばかりか、豆の香りが青臭さとなって混ざってしまう可能性があります。

浸透法での抽出にもチャレンジ

ウォータードリップには、浸透法を用いた方法もあります。浸透法とは、水にコーヒー豆を漬け込んでから抽出する方法のこと。この淹れ方ではフレンチプレスを使うことで、簡単に水出しコーヒーを楽しむことができます。 また、抽出場所を冷蔵庫にするとすっきりとした味になり、常温ではよりしっかりとした味わいに。そのときの気分に合わせて、抽出場所を選んでみてください。

ポタポタと落ちるコーヒーが、疲れた心をリセットする

時間をかけてじっくりと抽出するウォータードリップコーヒー。まろやかな味とエグみ・苦味のない柔らかな飲み心地は、この抽出方法ならではです。また、ポタポタと一滴ずつしずくがしたたる様子は、慌ただしい日々を忘れさせ、穏やかなときの流れを感じさせてくれます。ウォータードリップは器具さえあれば簡単に抽出できるため、自宅で本格的なアイスコーヒーを楽しみたい方はぜひ挑戦してみてください。