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通販コーヒー完全ガイド

コーヒーの認知症予防効果

コーヒーで認知症発症リスク軽減

10年間かけてオランダの研究所が行った追跡調査や、アルツハイマーにかかったマウスを使っての筑波大学の研究を通して、認知症の予防にコーヒーが効果的である可能性があることがわかってきました。コーヒーに含まれるカフェインや、カフェインよりも多くコーヒーに含まれるカフェオイルキナ酸と呼ばれる成分に秘密が隠されています。

一日3杯のコーヒーが認知症のリスクを低減

オランダ国立公衆衛生環境研究所の研究結果では…

オランダ国立公衆衛生環境研究所の研究者たちは、コーヒーと認知機能の関係に着目して調査を行い、調査結果がヨーロッパ臨床栄養学雑誌に掲載されました。

676人の男性を対象に10年間かけて行われ、短期記憶や物忘れの程度をチェックするための“MMSE”にコーヒーが及ぼす影響が調査されました。

調査の結果、コーヒーを飲まない人のMMSEの低下は平均1.4ポイントなのに対して、コーヒーを飲む人は1.2ポイントの低下、さらにコーヒーを一日3杯飲む人は、0.6ポイントの低下と、コーヒーを飲む習慣(特に1日3杯のコーヒー)で認知機能の低下を防ぐことができる可能性があることがわかりました。

オランダ国立公衆衛生環境研究所は、この調査結果はコーヒーに含まれるカフェインによる働きによるのではないかと見ていますが、アメリカ全国コーヒー協会はこの調査結果に対して、カフェインだけでなく、コーヒーに含まれるマグネシウムやポリフェノールといった他の成分も関係しているという見解を発表しています。

筑波大学の研究では、アルツハイマーにかかったマウスでの実験も

コーヒーの認知機能に与える影響は、日本でも研究が進められています。筑波大学では、コーヒーにカフェインよりも多く含まれるカフェオイルキナ酸という成分がアルツハイマーに与える影響を調べるための動物実験が行われました。

実験では、マウスが泳いで準備された指定の場所までにかかる時間を計測します。通常のマウスは繰り返すたびに学習するため到達するまでの時間が短くなりますが、アルツハイマーにかかったモデルマウスは短くなりません。

そこで、カフェオイルキナ酸をモデルマウスに投与した結果、7日目から徐々に学習記憶障害予防効果が見られ、25日目からは著しい効果が確認され、投与から29日後には正常マウスに近いくらいの改善結果が見られました。

この実験から、コーヒーに含まれるカフェオイルキナ酸にアルツハイマー病の学習記憶障害に対しての予防効果がある可能性が見出されました。

実際に、この実験で筑波大学は「アルツハイマー病予防または治療剤・並びに飲食物」で特許を出願しています。

認知症予防のためのコーヒーの飲み方

一日3~5杯を目安に

国内外でコーヒーの持つ認知症リスクの軽減効果に関する研究が行われています。カフェインやカフェオイルキナ酸など、認知症予防に効果が見込まれる実験結果も発表されています。

ただし、効果が見込まれるからといって、コーヒーの飲み過ぎには、注意が必要です。コーヒーを過剰に摂取してしまうと、高血圧や覚醒などといった作用もあります。

どの研究でも共通して一日3~5杯ほどのコーヒー摂取が望ましいといわれています。普段の健康的な食生活に加えて、コーヒーを毎食後に飲む習慣を身につけるのはいかがでしょうか。