脳が喜ぶ、本格コーヒーを味わう。

通販コーヒー完全ガイド

メリタ式ドリッパー

メリタ式ドリッパー

ペーパードリップの生みの親が創業の「メリタ」のドリッパー

ドイツで創業し本社を構えるメリタ社は、コーヒーファンであれば知っておきたいコーヒー機器メーカー。というのも、創業者のメリタ・ベンツ夫人は、ペーパードリップ方式を開発してコーヒー業界を大きく変えた人物なのです。ここでは、ペーパードリップの元祖にして原型といえるメリタ式のドリッパーについて説明します。

Alba 松本 卓巳さん

このページの監修

日本バリスタ協会(JBA)認定バリスタ
Alba 松本 卓巳さん

メリタ式ドリッパーの特徴

  • 特徴1

    1つ穴でしっかり抽出

    メリタ式の最大の特徴は、底に開いた1つの穴。どのようにお湯をドリッパーに注ぎ込んでも、出口の穴が1つしか開いていませんから、ドリッパー内でお湯の滞留する時間が一定になります。カップやサーバーにコーヒー液が落ちるまでに時間もかかりますから、しっかりと成分が抽出されるという特色があります。

  • 特徴2

    リブ(溝)は直線でコーヒー液の流れをサポート

    ドリッパーの内側にある溝(リブ)は直線です。出口の穴が小さく流れ落ちにくいコーヒー液を、底の方へスムーズに移動させる助けになります。最後の一滴まで滞ることなく、カップやサーバーに流れ落ちるように設計されています。

  • 特徴3

    どんなスピードでお湯を注いでも抽出時間が一定

    どのようなペースでお湯を入れても、コーヒー液が一定のペースでカップに落ちるため、味が一定になりやすいという特長もあります。その意味で初心者にも扱いやすく、誰でもおいしいコーヒーを入られるドリッパーです。

メリタ式ドリッパーで淹れたコーヒーの味わいは?

ひとことで言うと・・・
しっかりとした苦味とコクが強調されたコーヒー

抽出時間が長いのでコクと苦味が強調される!濃厚な味わいが好きな人向き

メリタ式は底に小さな穴が1つしか開いていません。ドリッパーの中にお湯を注ぐと、お湯が流れ落ちるまでに時間がかかります。コーヒーは一般的に、お湯とコーヒー豆が長時間接触するほど、コクと苦味が強調されたコーヒー液が抽出されます。その意味で、メリタ式は濃厚でコクのある、苦味のある味が楽しめるドリッパー。

深めの焙煎の豆を高温のお湯で抽出すると、ガツンと重たいコーヒーも抽出できます。好みに合わせて豆やお湯の温度を調整してみてください。

メリタ式ドリッパーの基本的な淹れ方

  • 1台形型のペーパーフィルターをセット

    カリタ式と同じくメリタ式も底は長方形。ペーパーフィルターは三角形の頂点を横にカットした台形のフィルターをセットしてください。

  • 2コーヒー豆の粉を入れて平らに

    フィルターに豆を入れてください。メリタ式は抽出時間が長く、濃いコーヒー液が抽出されます。豆の量まで多くすると、苦くなりすぎる心配もあります。1人前は8gを目安にしてください。豆を入れたら、表面が平らになるようにドリッパーを揺すってください。

  • 3蒸らしてからお湯を注ぎきる

    最初にお湯を少量、コーヒーに乗せるイメージで注ぎ込みます。10~50秒蒸らしたら中央に細めのお湯を注ぎ、外側に円を描くようにケトルを動かしていきます。フィルターと豆の境界まで来たら、中央に戻ります。お湯は細口ケトルでゆっくりと注いでください。

ポイント

抽出時間が長くなるため、濃いコーヒーができあがります。お湯の温度を95℃など高めにすると濃いコーヒーができあがり、92℃など低めにすると、苦味を抑えた味わいに仕上がります。豆の挽き方も、細挽きほど苦味が強くなり、粗挽きほど酸味が強くなります。抽出時間が調整できないドリッパーのため、味の変化はお湯の温度や豆の挽き具合で調整してみてください。