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ハリオ式ドリッパー

ハリオ式ドリッパー

理化学用のガラス製品を製造していた耐熱ガラスメーカー「HARIO」

HARIO株式会社は、東京都日本橋富沢町に本社を置く耐熱ガラスメーカーです。日本唯一、耐熱ガラス工場を保有している企業であり、理化学用のガラス製品から工業用ガラスまで、様々な耐熱ガラス機器を製造しています。そんなハリオの開発したハリオ式ドリッパーについて紹介します。

Alba 松本 卓巳さん

このページの監修

日本バリスタ協会(JBA)認定バリスタ
Alba 松本 卓巳さん

カリタ式ドリッパーの特徴

  • 特徴1

    底には大きな1つ穴が開いている

    メリタ式、カリタ式のドリッパーは底に小さな穴が開いていますが、ハリオ式は大きな穴が1つ開いています。お湯を勢いよく投入すれば、そのまま流れ落ちるため、抽出時間は短くなります。

  • 特徴2

    ドリッパーの内側にはスパイラルな溝(リブ)

    ドリッパーの内壁にはスパイラル状のリブ(溝)が設けられています。底に向かって直線的に伸びるリブと違って、ドリッパーとフィルターの密着を防ぎ、ガスを逃がして、コーヒー液がドリッパー内で滞留する時間を延ばしてくれます。
    そのため、ゆっくりとお湯を注げば、リブの助けを得ながら、じっくりと抽出もできます。

  • 特徴3

    円すい型のフィルターを用意

    ハリオ式のドリッパーは底に穴が開いているため、メリタ式やカリタ式の台形のフィルターがセットできません。円すい型のハリオ式専用のフィルターを使用してください。

ハリオ式ドリッパーで淹れたコーヒーの味わいは?

ひとことで言うと・・・
苦味と酸味、キレとコクのバランスが
絶妙でまろやかな味わい

ゆっくり注げば濃厚に。素早く注げばキレのあるコーヒーに

ハリオ式のドリッパーはお湯を注ぎ込むペースによって、素早く抽出できたり、じっくりと抽出できたりすると述べました。素早く抽出をすれば、酸味とキレの強いコーヒーになります。じっくりと抽出をすれば、苦味とコクの強いコーヒーに仕上がります。

その意味で、ハリオ式ドリッパーのコーヒーの味は一概に言えない難しさがあるのですが、お湯の温度や入れ方、豆の炒り方や挽き方、豆の銘柄にバランスを求めると、とてもなめらかな、ネルドリップで淹れたコーヒーのような味わいが生まれます。

ときに酸味を、ときに苦味を楽しみながら、全体ではバランスのとれたコーヒーを淹れたい人に向いたドリッパーと言えます。

ハリオ式ドリッパーの基本的な淹れ方

  • 1円すい型のフィルターをセット

    ハリオ式のドリッパーは台形のフィルターではなく、円すい型のペーパーフィルターをセットします。ミシン目は通常の台形のフィルターと同じく、折り曲げてセットしてください。

  • 2コーヒー豆の粉を入れ平らにする

    フィルターにコーヒー豆を入れます。粉を入れたら、何度かドリッパーを揺すって、豆の表面が平らになるように調整してください。1人前のコーヒー豆は12gを目安にしてみてください。

  • 3蒸らした後は円を描いてお湯を注ぐ

    92℃前後のお湯を、豆に乗せるように少しだけ注いで蒸らします。蒸らす時間は10秒から50秒。その後は豆の中心にお湯を注ぎ、円を描きながら外に入れていきます。フィルターと豆の境目まできたら、中心の方へ円を描きながら戻ります。

ポイント

細いお湯をゆっくりと注げば、濃厚な味わいになります。逆に太めのお湯を早く注げば、あっさりとキレのある味わいに仕上がります。お湯の温度を95℃など高めにすると味は濃厚になり、90℃など低めにするとあっさりとした味わいになります。お湯の入れ方、温度で好みの味を調整してみてください。