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通販コーヒー完全ガイド

「ケニア AA」コーヒーの産地ケニア

品質の高さと独特の香りで、
ヨーロッパでは高値で取引されるブランド豆

ケニアアフリカ大陸の中央東岸に位置するケニア。かつては国内の輸出品の総額で40%を占めるほどコーヒー豆の栽培が盛んでした。残念ながら今では4%程度と落ち込んでしまっていますが、それでも気候的にコーヒー栽培に適しており、品質研究も盛んで流通体制も整っているため、ケニアのコーヒー豆は品質に関して折り紙付きの高評価を受けています。特にヨーロッパにおいて「ケニア」銘柄は大変な高値で取引されています。

実は、ケニアにおけるコーヒー栽培の歴史はそれほど古くはなく、19世紀末にキリスト教の宣教師たちが豆を持ち込んで栽培をしたところから始まります。国境を挟んだ隣のエチオピアでコーヒー豆が1300年代には人の口に入っていたと考えると、ちょっと遅いスタートですよね。エチオピアから対岸のアラビア半島のイエメンにコーヒー豆が出荷され、イスラム教圏に広がり、さらにはキリスト教圏のヨーロッパに伝わります。そのコーヒー豆の栽培技術が巡り巡って、エチオピアの隣にあるアフリカのケニアにもたらされました。

ケニアで伝統的に品質の高さを評価されている品種は、ブルボン種のSL28とSL34になります。アラビカ種の一種です。SLとはスコット・ラボラトリーというナイロビに存在した研究所の名前から来ています。すばらしい香味を持つコーヒーとして「ケニア」独特の香りは、世界中のファンをうならせています。

ケニアのコーヒーの特徴

ケニアの香味はスペシャルティコーヒー市場でも極めて高い評価を得ている

市場でも極めて高い評価ケニアで栽培される豆は、主力商品としてアラビカ種の一種であるSL28とSL34。もともとケニアのコーヒー豆は香りが高く評価されていますが、特にそれらの品種は香味が秀でていると世界中で考えられています。味わいに関しては柑橘類やブドウなどのフルーティーな酸味があり、後味にもしっかりと味わいが広がります。コクのバランスも優れているため、プレミアムコーヒーのさらに上を行くスペシャルティコーヒーの世界でも重要視されています。

残念ながら生産量が減っているものの、コーヒーの市場では極めて重宝されている銘柄です。また、香味のほかにもSL28は干ばつに強く、SL34は高地での栽培に向いているという特徴もあります。

ケニアのコーヒーの品種・ブランド

ケニアのコーヒー豆は日本ではあまり知られていませんが、ヨーロッパの中では第一級品のコーヒーとして位置づけられ、高い評価を得ています。アフリカのコーヒー豆としては、タンザニアの「キリマンジャロ」が有名。ケニアコーヒーも注目に値するコーヒーと考えて良さそうです。ケニア山の南側、標高1700m以上のニエリ地区とキリニャガ地区の豆をミックスした「ケニアAA」は、良質な深緑色の生豆が特徴です。アフリカ産のキリマンジャロに近い風味と、甘みと酸味でキレのある味わいになっています。

キリニャガマウンテン

ケニア最高峰ケニア山(5,199m)のことで、キリニャガとは現地の言葉で「神の山」を意味します。その名前に負けない品質は、世界規格であるQグレード認証を取得。山麓での丁寧な栽培・精製によって生み出された豆は、華やかな香りと重厚なコクを持ちます。フルーティーなワインのようなフレーバー、グレープのような酸味が特徴です。

キリニャガマウンテンの口コミ

  • セットで購入した際にたまたま入っていて、その香りの良さにひかれ、改めて購入して飲んでいます。フルシティローストなので、深煎りしか飲まない私には打ってつけ。甘い香りとコクが魅力です。個人的には、アイスコーヒーにしたときに最高の香りを醸し出すと思っています。世界規格Qグレードということもあり、いつも買えるようなお値段ではないのでセールのときが狙い目です。香りを楽しむためにも、ぜひ豆から買ってください。

  • ブログで紹介されていたのを見て、おいしそうと思い購入しました。期待を裏切らない味と風味に大満足です。特に印象に残るのは独特の風味。酸味や渋みを感じる直前にふっと感じる風味は、ブドウやワインに例えられるほか、「収斂味」という言葉で表現される凝縮感のある味と香りがもたらすのでしょう。

    よく煮込んだトマト料理特有の、味とうまみに近いかもしれません。その風味とコク、ほどよい苦みがとても長く続きます。公式ブログで紹介されている、高級チョコのような「リッチな後味」という表現がまさにぴったりです。フルシティローストによる深みも渋みもあるのに、フレッシュさを感じさせてくれる奥深さがあります。

ケニアブレンド

酸味と苦みの絶妙のバランスで、ヨーロッパで古くから高く評価されるケニアコーヒーがベース。そこへブラジル産などをブレンドしたケニアブレンドです。個性的な風味に加えて奥行きのあるコク、濃厚な甘みを感じさせてくれます。

サファリ ブレンド

アフリカの有名な産地であるタンザニア、エチオピア、ケニア産の豆を使ったサファリブレンドは、上質でさわやかな酸味が楽しめるエキゾチックな味わい。それにしっかりしたコク、のど越しの良い柔らかい飲み口が特徴です。

サファリブレンドの口コミ

  • 通販で購入し、まずは豆のままいただきましたが、それだけでも味の良さがわかりました。粗挽きにして口に含むと、ほどよい酸味が広がり、コクも感じさせてくれます。寝覚めの一杯に最適なスッキリ系でした。95度前後がいいかと思いますが、冷めてもおいしいです。珍しいフレーバーのものもあるようなので、試してみたいと思います。

ケニアコーヒーの等級は?

「ケニア」の等級は、主に2段階で評価されます。最初は豆の大きさ。生豆を穴の空いたふるいに入れて、サイズをチェックします。大きい豆から順にAA、AB、Cと等級を付けます。ケニアのコーヒー豆は、大きさと品質に応じてAA、ABなど7つのスクリーンサイズに分けられています。ふるいの穴のサイズが7.20㎜のスクリーン17〜18は大粒で最高級のAA。次のスクリーン15〜16はAB、C、巨大種ややや大味の豆はE、AAとABのうち風圧で飛ばされた軽量の豆をTT、非常に小さい豆と欠点豆をTとします。コーヒーチェリー1個に対して1つしかない丸豆ピーベリーはPBです。

次に生豆の見た目、焙煎した豆の見た目、豆から抽出したコーヒーの品質でチェックします。品質は上から FINE、GOOD、FAIR TO GOOD、F.A.Q、FAIR、POOR TO FAIRと評価されます。F.A,QとはFair average qualityの略で、ここが標準値を意味しています。

ケニアコーヒーのおすすめの飲み方

フルーティーな香りと酸味が強いケニアは、その酸味を活かす淹れ方をしてみましょう。中粗挽きから中挽き、お湯の温度は比較的低めから92℃程度、さらにはやや太めのお湯を早く注ぎ込む淹れ方がおすすめ。酸味があるコーヒーのため、ベリー系、あるいは柑橘系のフルーツのお菓子がマッチします。プラスしてケニアにはコクもあるため、濃厚な味わいのスイーツにも合います。

ケニアの高品質なコーヒー豆はオークションが育んだ

優れた香味に代表されるように、高い品質で人気の「ケニア」。残念ながら生産量が減ってしまっていると述べましたが、その豆は首都のナイロビで毎週火曜日に、オークションに出品され、世界中のバイヤーに競りにかけられます。残念ながら日本のバイヤーは参加権を認められていないようですが、こうしたオークションはなんと1930年代から続いているのだとか。今でこそ規制が緩和され、オークションを通さなくても直接、農園からの買い付けが可能になっていますが、このオークションによる公平で透明性の高い取引が長く続いたため、ケニアのコーヒー豆の品質がトータルで高まったと考えられています。

ケニアコーヒーを取り扱っている通販ショップ

ケニアコーヒーを取り扱っている通販ショップを紹介します。高い評価を得ているケニアコーヒーですが、日本でも一部店舗で扱いがあります。

Kenya World Coffee

お店の特徴

Kenya World Coffee(ケニアワールドコーヒー)は、福岡市にある自家焙煎コーヒー豆販売のお店です。ケニア出身の店長が、故郷の地からケニアの最高級豆を直輸入して販売。自家焙煎で注文を受けてから好みに合わせて焙煎します。焙煎豆だけでなく生豆の販売も行っており、小さいながらも本格的なケニアコーヒーを味わえる専門店です。最高級のAAを超える+AAや、+PBなどの希少な生豆も個人宅用から業務用まで販売しています。

おすすめ商品①

ケニア直輸入最高級豆使用 自家焙煎コーヒー JUNGLE ジャングル 300g

「ケニア直輸入最高級豆使用 自家焙煎コーヒー JUNGLE ジャングル」が使っている豆は、ケニア中央部のニエリ地区のもの。ニエリ地区は、ケニアの中でも最高級のコーヒー豆を生産しているエリアです。最高級のコーヒー豆を自家焙煎によるフルシティローストで豊かな味わいに仕上げます。華やかでフルーツのような甘い香りを持ち、豊かなコクとビロードのような口当たりをしたコーヒーです。フレーバーは柑橘系で蜂蜜のような甘みを感じます。

  • 価格: 1,800円 (税込)
  • 容量:300g

おすすめ商品②

ケニア直輸入最高級豆使用 自家焙煎コーヒー NZURI ズリ

スワヒリ語で「美しい」という意味を持つ「NZURI(ズリ)」という名前を持つコーヒーです。「ケニア直輸入最高級豆使用 自家焙煎コーヒー NZURI ズリ」は、フルシティローストで、ピーベリー(PB)を使用しています。花のようなアロマを持ち、苦みと甘みのバランスが良いコーヒーです。酸味は少なく、キレのある味わいを感じられます。購入できる単位も価格も手ごろで、珍しいケニアコーヒーを試したい人におすすめです。

  • 価格:650円 (税込)
  • 容量:150g

丸山珈琲

お店の特徴

丸山珈琲は、店主である丸山健太郎が1991年に軽井沢で創業したコーヒー販売店です。店主はコーヒー生産国で毎年開かれている国際品評会の国際審査員でもあり、バイヤーとしても活躍。高品質なコーヒーの買い付けのため海外を飛び回っています。海外で独自の買い付けルートを切り開くことで、世界各地の個性豊かなコーヒー豆を仕入れ、業者から個人の購入まで対応しています。丸山珈琲独自の焙煎技術も、独自に買い付けたコーヒーの品揃えも、全国から高い評価を受けている理由の一つです。

おすすめ商品①

ギアカンジャ

丸山珈琲で取り扱っているギアカンジャは、ニエリ県産のものを使用。1,450mの標高に位置したこの生産地は、コーヒーの優良産地として世界中で有名です。一人当たりの生産量が少ないため、4つの村がそれぞれ手作業で収穫を行います。選りすぐりの豆から入れるコーヒーは、クリーミーでありながらもさわやかな味わいが特徴です。

  • 価格:988円(税込)/1,976円(税込)
  • 容量:100g/200g

おすすめ商品②

テリ AB 深煎り

ケニアのムランガ県カフロにある、テリ生産処理場の小規模生産者による生産のコーヒー豆です。テリ生産処理場は1997年に創設。小規模生産者が所属し、同エリアの複数の生産者が収穫したコーヒーチェリーを処理しています。テリでは、コーヒー生産のために環境保全などにも取り組んでいるのも特徴。テリABは、ビターチョコレートにプルーン、ブラックチェリーの風味を持ち、滑らかな口当たりと長く続く後味が魅力のコーヒーです。

  • 価格:788円(税込)/1,577円(税込)
  • 容量:100g/200g

丸山珈琲をもっと詳しくチェック

サザコーヒー

お店の特徴

誰でも、どこでも楽しめるような、おいしいコーヒーを追求しているコーヒー店です。関東近郊を中心に店舗を持ち、コロンビア カウカ県には直営農園、関連農園を持っています。中でも、高級モカコーヒーであるパナマ・ゲイシャへのこだわりは並ではありません。2017年コロンビア共和国カウカ県のコーヒー生産者連合会主催品評会では、サザコーヒーの Los Tres Edgarito 農園が優勝。Saza Coffee 農園は11位という成績を残しています。

おすすめ商品

ケニア200g

ケニア200gは、甘くてフルーティーな香りを持ったコーヒーです。柔らかな酸味が苦みをまろやかに感じさせて、飲みやすくクリーンな味わいになっています。味も香りもキレやコク、甘さに強さと上品さをバランスよく持った味わいが長く続くのが特徴。生成方法はウォッシュド、焙煎は浅煎りシティローストです。

  • 価格:1,300円 (税込)
  • 容量:200g

サザコーヒーをもっと詳しくチェック

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アフリカコーヒーの生産国のひとつがケニア。エチオピアの隣に位置していることから、コーヒーの栽培に適した気候となっています。生産量はそれほど多くないため日本への輸入が少ないのが現状です。しかしスペシャルティコーヒー市場では高く評価され、ヨーロッパでは高値で取引されることも。ことからも、店頭に並んでいるのを見つけたら迷わず購入したくなるコーヒーと言えます。一部のコーヒー通販ショップでも取り扱いがあるので、ぜひ探してみてください。

ケニアコーヒーに興味のある方のために、以下のページで詳しく紹介しています。気になるページをチェックしてみましょう。

コスタリカ

コスタリカは70年代からコーヒー産業が盛んになりました。生産される豆の半数がスペシャルティコーヒーと言われています。

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キューバ

カリブ海に浮かぶ島国キューバ。苦みが少なく、まろやかな口当たりが特徴です。クリスタルマウンテンはカリブの真珠との愛称も。

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メキシコ

メキシコのコーヒー生産量は世界第3位。日本への輸入も多く、リーズナブルな豆が多いことがメリットです。

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ベネズエラ

アラビカ種がメインのベネズエラコーヒーは、酸味が少なく深いコクと独特な苦味が魅力。ミルクとの相性は抜群です。

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スマトラ

スマトラ島のマンデリン族が栽培をしていたことから名付けられたマンデリン。滑らかなコクと苦みが特徴です。

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イエメン

モカには種類があり、イエメン産のモカマタリもそのひとつ。芳醇な香りと柑橘系の酸味が魅力です。

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エチオピア

モカブレンドやカフェモカなど、日本でも親しまれているモカ。世界に認められているエチオピアのコーヒーです。

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ケニア

希少価値の高いケニア産のコーヒーは、ケニアAAやキリニャガマウンテンなど、高品質の豆が揃っています。

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タンザニア

タンザニアと言えばキリマンジャロ。日本でも人気の高い銘柄です。栽培に適した風土と気候で、良質な豆が生産されています。

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ブラジル

日本で人気の高いコーヒーと言えばブラジル。酸味が少なく、クセがないので、誰もが飲みやすいコーヒーです。

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グアテマラ

コーヒー栽培の歴史も古いグアテマラ。標高の高い地域でつくられる豆は高品質と言われています。抜群の香味が魅力です。

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ジャマイカ

日本では「ブルマン」と呼ばれているジャマイカのブルーマウンテン。全ての長所を兼ね備えた最高級コーヒー豆です。

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ハワイ

世界でも認められるようになったハワイのコーヒーは、フレッシュな酸味が魅力。コナコーヒーは日本にも多く流通しています。

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コロンビア

世界で第3位の生産量を誇るコロンビア。優れたバランスが魅力です。日本への流通も多く、ブレンドのベースによく使われます。

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インドネシア

驚きの製法で有名なインドネシアのコピ・ルアク。その独特な製法と裏腹に、飲みやすいコーヒーと言われています。

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パナマ

パマナコーヒーのゲイシャは優雅なアロマの香りが最大の魅力。紅茶のようなコーヒーと話題になった豆です。

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